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アレルギー性紫斑病の治療

アレルギー性紫斑病(あれるぎーせいしはんびょう)は、アレルギー反応により起こる血管炎で、手足に出血斑(紫斑)、むくみ(浮腫)、腹痛、関節痛などが主な症状です。人によりアレルギー反応を起こす物質はまちまちで、小児に最も多く発症し、男の子にやや多い傾向がありますが、大人の方が発症することもあります。アレルギー性紫斑病の治療としては、症状が紫斑のみであるときには、特に何もせず、無治療で経過観察にとどまります。しかし、下着等で圧迫される部分がなど、刺激により紫斑が悪化するため、安静を心掛ける必要があります。また、アレルギー性紫斑病発症後、腎炎を起こす場合がありますので、定期的な尿検査を受ける必要があります。アレルギー性紫斑病により、腹痛や関節痛などで、日常生活が困難な場合には、入院し、治療を受けることになります。副腎皮質ステロイドの投与が急性期の治療に有効ですが、特に、腹痛が強い場合の治療法としてはステロイドを静脈内投与を行うことが多いです。関節痛の治療には、アセトアミノフェンなどの投与や経皮鎮痛消炎剤が有効です。

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アレルギー性紫斑病と腎炎

アレルギー性紫斑病は約半数が、腎炎(紫斑病性腎炎)を合併するといわれています。免疫学的機序(仕組み)による全身の血管炎があり、その一環として腎炎が発症すると考えられています。このため、定期的に尿検査を行う必要があります。アレルギー性紫斑病発症から10日以内に出現することが多いのですが、1年程度経過してから、腎炎を発症することもあります。腎炎を予防する方法はないそうです。ただ、この腎炎は比較的軽く、数週間以内に軽快することがほとんどです。ただし、紫斑病性腎炎は、いったん治ってもまた再発することもありますので、経過には十分注意が必要です。また、5〜10%は慢性腎炎に移行することもありますし、ネフローゼ症状が合併する場合は腎不全に移行し、透析が必要になることがあります。腎炎を合併してしまった場合には、腎専門医に治療等の相談されることをお勧めします。また、小児がアレルギー性紫斑病から紫斑病性腎炎を合併し、紫斑病性腎炎の治療が長期にわたる場合には、小児慢性特定疾患として医療費の補助を受けることができます。

アレルギー性紫斑病は再発することがあります

アレルギー性紫斑病という病気は完治するものではないそうで、一度発症しても、再び発症することがない人もいれば数ヶ月で再発する人、数年、時には十年以上経ってから再発する人もいらっしゃるそうです。また、アレルギー性紫斑病の治療法も、完治するための効果的な治療法は存在せず、あくまで現在出ている症状を抑える治療であることが現状のようです。アレルギー性紫斑病は発症中は、一定期間で紫斑や痛みが治まりますが、治まったと思っているとまた、紫斑や痛みが現れるといった症状を繰り返し、徐々に快方に向かいますが、数ヶ月はかかります。アレルギー性紫斑病は子供に多く発症する病気で、遊びたい盛りに何ヶ月も入院生活を送らなくてはならず、症状が治まっても、また再発するかもしれない、再発した場合は腎炎を合併してしてしまうかもしれないといったことが考えられますので、一度アレルギー性紫斑病を発症しても、もう二度と再発はしないという治療法が早く確立されることが望まれます。

Copyright © 2008 アレルギー性紫斑病について